ここから本文です。
更新日:2020年6月8日
平成30年5月24日に行田市の日本遺産ストーリーの構成資産に、下記6件の文化財が追加認定されました(うち、1件は資産建物の追加)。これで日本遺産の構成資産は44件となりました。
<追加認定された日本遺産の構成資産>
これまで旧文庫蔵のみが構成資産でしたが、新たに住宅と土蔵が追加認定されました。
市内で綿が栽培されていたことがわかる最古の古文書です。
行田市が日本遺産認定の申請をしていた「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」のストーリーが平成29年4月28日に県内初の”日本遺産”に認定されました。
文化庁によって平成27年度に創設された新しい文化財制度で、地域に点在する史跡・伝統芸能など有形・無形の文化財をパッケージ化し、我が国の文化・伝統を語るストーリーとして「日本遺産(Japan Heritage)」に認定するものです。歴史的魅力に溢れた文化財群を地域主体で総合的に整備・活用し、世界へ戦略的に発信することにより、地域の活性化を図ることを目的としています。平成30年度までに67件が日本遺産に認定されています。
忍城の城下町行田の裏通りを歩くと、時折ミシンの音が響き、土蔵、石蔵、モルタル蔵など多彩な足袋の倉庫「足袋蔵」が姿を現す。行田足袋の始まりは約300年前。武士の妻たちの内職であった行田足袋は、やがて名産品として広く知れ渡り、最盛期には全国の約8割の足袋を生産するまでに発展した。それと共に明治時代後半から足袋蔵が次々と建てられていった。今も日本一の足袋生産地として和装文化の足元を支え続ける行田には、多くの足袋蔵等歴史的建築物が残り、趣きある景観を形づくっている。
ストーリーの構成資産(文化財)は44件で、内訳は史跡4件(国指定1・県指定2・市指定1)、有形文化財4件(未指定4)、建造物29件(市指定2・国登録5・未指定22)、有形民俗文化財2件(国登録1・未指定1)、無形民俗文化財5件(未指定5)となっています。
埼玉古墳群 忍城跡
足袋蔵ギャラリー門 足袋とくらしの博物館
行田足袋 行田の足袋製造用具及び製品
ゼリーフライ・フライ 行田の奈良漬
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
生涯学習部文化財保護課文化財保護担当
電話番号:048-553-3581
ファクス:048-556-0770