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公開日:2012年1月18日
この太刀は、備前畠田(びぜんはたけだ)派初代の刀工、守家(もりいえ)の作です。守家は通称畠田守家といいますが、この畠田は備前長船(旧岡山県長船町)の隣接地あるいは長船の中の字名と考えられています。銘文は守家の二字、またはそれに花押を添えるもの、守家造の三字銘などのほかに、長船の文字を冠するものなどがあります。同銘が二代あり、その初代・二代の作製期間は、鎌倉時代の中期とされています。したがって長船鍛冶の中心的役割を果たした光忠・長光などと時期を接しており、作風もほとんど同様です。
守家の作風は、蛙子丁字(かわずこちょうじ)と称するオタマジャクシのように頭が丸く腰がくびれて細くなる刃文(はもん)が交じるのが大きな特徴であり、この太刀にも小板目のよく詰んだ地鉄(じがね)に、互の目丁字(ぐのめちょうじ)に蛙子丁字交じりの刃文を焼く華やかな作風です。
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