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公開日:2012年1月30日
この太刀は、鎌倉時代末期の頃、備前国長船(おさふね)派の正系である影光の子の兼光の作と伝えられています。
長船派は、鎌倉時代中期に備前国長船(旧岡山県長船町)の地で繁栄した刀工群で、名匠を多数輩出し、長船派の刀剣は長船物といわれています。
この伝兼光は、長巻直しの刀で無銘です。長巻とは大振りの薙刀(なぎなた)のことで、後世に物打ちから先の棟寄りを摺り落とし、刀に直されたものです。身幅は広く豪壮で、地鉄は小板目に詰んで強き感があります。肉置は充分で、やや焼き幅の狭い互の目丁字(ぐのめちょうじ)を焼き、帽子乱れ込んで焼き幅は深くなっています。鍬形に梵字二字が表と裏に同じ彫りを施しています。
忍藩家中第一の名刀として古来より有名です。
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