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公開日:2011年12月9日
本像は、市内に残る平安時代末期の仏像の代表作といえます。真観寺観音堂の本尊として伝来したもので、檜材の寄木造、眼は彫眼(ちょうがん)です。漆箔(しっぱく)はかなり残っており、台座も当初のもので、おおむね造立時の姿をとどめています。整った形の垂髻(すいけい)を結い、円満な相貌(そうぼう)に笑みをたたえ、腹部をわずかに前に出し、左足を後ろにひいて腰をひねっています。左手に蓮華を持ち、右手は下げて手のひらを前に五指を開いています。
小像ながら典型的な定朝(じょうちょう)様式を伝える優美な姿には、中央仏師の洗練された技量が感じられます。なお、腰をひねった姿から、本来は、三尊像の脇侍(きょうじ)として造立されたものと考えられます。
十二年に一度、午年に御開帳されます。

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