ここから本文です。
公開日:2012年1月18日
この屏風の右隻は、関ヶ原合戦前日9月14日の大垣における杭瀬川の戦いが描かれ、左隻は、15日の合戦当日の様子が合戦の開始から西軍の敗走まで、時間の経過を追って描かれています。
従来より関ヶ原合戦図屏風・絵巻物等は数種類残されており、左隻の構成から井伊家、井伊家家老木俣家に伝来する屏風と同一の物と考えられますが、右隻については、井伊家、木俣家に伝来していないものの、関ヶ原町周辺で3点ほど残されています。また、この屏風は、四条派を学んだ人の作品で、制作時期は幕末頃と推定されます。市内埼玉の湯本家に伝来し、昭和63年12月3日に行田市郷土博物館に寄贈され、平成元年に表装替えが行われています。
制作地は岐阜県と考えられますが、全国的に見ても優秀な作品であり、歴史的価値が高く評価されます。

右隻

左隻

お問い合わせ