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公開日:2011年10月7日
この建物は県道行田蓮田線新町通りに面して建ち、「花形足袋」の商標で知られた大澤専蔵商店の7代大澤専蔵氏が書類などの保管を目的とした文庫蔵で、市内唯一の煉瓦蔵です。
桟瓦葺(さんがわらぶき)切妻造で、南面に出入口を設けています。間口4.5間、奥行2.5間のイギリス積みの煉瓦蔵2階建で、補強のための鉄筋コンクリートの水平ラインが印象的です。
関東大震災で被災した東京都内の土蔵を目の当たりにした専蔵氏は、復興博覧会で煉瓦の耐火試験を見て煉瓦造りを思い立ち、調査研究を重ねて鉄筋コンクリート補強煉瓦蔵を建設しました。内部は漆喰仕上げで、「建築が第一の趣味」と自ら語る専蔵氏のこだわりが随所に感じられ、戦前の行田を代表する近代化遺産であるといえます。

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