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公開日:2011年12月22日
曼荼羅は、空海が唐から伝えたもので「全ての本質を具有するもの」という意味を持ち、両界曼荼羅は、胎蔵界(たいぞうかい)曼荼羅と金剛界(こんごうかい)曼荼羅の二つからなる関係から、両部または両界と称しています。本尊に向かって右(東)に胎蔵界、左(西)に金剛界を掛けます。
胎蔵界曼荼羅は、「大日経」に説かれる悟りの真実を描いたものとされ、中央に大日如来を囲んだ中台八葉院を描き、その周りをとり囲む12のグループに414体の仏を描きます。
金剛界曼荼羅は、「金剛頂経」に基づき、1461体の仏や明王の姿を描いた9つの曼荼羅から構成され、大日如来の智慧を表します。
本曼荼羅には裏に「奉寄進武州崎西郡長野長久寺施主者手嶋佐渡守道範 二世安楽菩提也元亀三年壬申三月廿一日」の墨書があり、戦国時代の元亀3年(1572)、忍城主成田氏の家臣である手嶋佐渡守によって寄進されたことが記されています。また、江戸時代の寛永3年(1626)、享保5年(1720)、昭和30年(1955)の修復の記録も併記されています。
金剛界曼荼羅 胎蔵界曼荼羅
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