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公開日:2012年1月13日
写経は、亡くなったものへの追善供養や、生きているものへの生前利益のために行われましたが、わが国で写経の中心となったのは、8巻28品からなる法華経でした。
この法華経は、江戸時代のものですが、秘巻として納められていたので完全です。8巻のうち3巻が交互に金銀泥で書かれ、他の5巻は金泥で文字も鮮麗です。背銘文は、祈願を込めて菩薩のために書かれた文字が、やはり金銀泥で全て異なった筆で無限に書かれています。紙背には奉納者の名前が朱字で多数記されており、極めて広範囲にわたり信仰者がいたことがうかがえます。


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