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公開日:2012年1月13日
万葉集には、仁徳天皇から天平宝字3年(759)までの長歌、短歌、旋頭歌(せどうか)など4500首余りの歌が収められています。行田市に関係する歌は4首あり、小埼の沼、埼玉の津を詠んだ歌と、防人(さきもり)として赴いた藤原部等母麻呂(ふじわらべのともまろ)と妻の歌があります。
浅間塚の上に鎮座している前玉神社の石段の登り口に高さ2mの一対の石燈籠が建っています。元禄10年(1697)10月15日、地元の埼玉村の氏子一同が奉献したもので、2基の竿に「万葉集」の「小埼沼」と「埼玉の津」の歌が美しい万葉仮名で陰刻されています。旧跡「小埼沼」の碑より56年前の建立で、万葉集に掲載された歌の歌碑としては、全国でも最も古いものの一つです。
江戸時代には、万葉集の研究が盛んになり、万葉集への関心が高まってきましたが、全国に先立って歌碑を建立した埼玉(さきたま)の氏子たちの文化的センスの素晴らしさがわかります。

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