公開日:2011年5月28日
AED(自動体外式除細動器)
AED(Automated External Defibrillator:自動体外式除細動器)は、突然の心停止の際に使用する、いわゆる心臓に電気ショック(除細動)を与えるための医療機器です。
突然の心停止のうち80~90%に起こるといわれている「心室細動」に有効であり、その有効性は、時間の経過(数分単位)とともに減少します。
AEDは一般市民が簡単な操作で使用できる機器であり、その場に居合わせた方が早期に使用することで大切な人の命を救うことができます。
AEDの使い方
電源を入れる
- 機種にもよりますが、ケースからAEDを取り出すか、ふたを開けます。
- 電源ボタンを押し、後は、音声メッセージと本体に点滅するランプに従ってください。
写真のAEDはふたを開けると電源が入るタイプです。
電極パットを貼る
- 傷病者の衣服を取り除き胸部を裸にします。
- 電極パットは、体表との間に隙間を作らないように、しっかりと貼ります。
- パットの張る位置は傷病者の右鎖骨付近と左肋骨付近です。(パットに位置を明記したイラストが描かれていることが多いです)






通電ボタンを押す
- 電極パットを貼りますと「傷病者から離れてください」等のメッセージが流れ自動的に心電図の解析が始まります。
- AEDが除細動が必要なら自動的に充電が始まります。
- 充電が完了しますと、「除細動ボタンを押してください。」との音声メッセージまたは除細動ボタンの点滅、充電完了の連続音が出ます。
- 行為者は周りの人達に傷病者から離れるように指示し、除細動ボタンを押します。


注意事項
- 1歳未満の幼児には使用できません。
- 傷病者の胸が汗や水で濡れている場合は、タオル等で拭き取ってから電極パットを貼ります。
- 胸に貼り薬(ニトログリセリン等)が貼られている場合は、はがして薬剤を拭き取ってから電極パットを貼ります。
- 心臓ペースメーカーが体内に埋め込まれている場合は、胸の皮膚が盛り上がっており、その出っ張りから3cm程度離したところに電極パットを貼ります。
- 胸毛が濃い場合は、電極パットを強く押し付けて密着させるか、電極パットを素早くはがして貼り付ける部分の体毛を除去し、予備の新しい電極パットを貼り直します。
- 金属製のアクセサリーは、すぐ外せるなら外します。しかし、手間取る場合は遠ざけて貼ります。
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