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公開日:2011年3月4日
行田市では、独立行政法人水資源機構 利根導水総合事業所が実施している利根川を遡上するサケの保護活動を支援しています。
サケの遡上数は年々増加しており、10月下旬から12月中旬頃まで、利根大堰(とねおおぜき)にある「大堰自然の観察室」でサケを見ることができます。
平成23年2月17日(木曜日)、独立行政法人水資源機構利根導水総合事業所とともに、「大堰自然の観察室」付近で、サケ稚魚放流会を行いました。
曇り空でしたが風もなく穏やかな天気のなか、昨年11月13日の「サケ遡上・採卵観察会」において採取した卵から無事成長した約350匹の元気な稚魚を、南河原小学校5年生47名のみなさんが放流してくださいました。
まず初めに、サケが遡上する魚道や大堰自然の観察室を見学した後、サケが戻るきれいな川を目指して放流場所河川敷付近の清掃活動を行いました。この辺りは、川の流れによって運ばれたゴミが多数漂着しており、児童の皆さんも驚いていました。児童の皆さんと保護者の方が熱心にゴミを拾ってくださり、集められたゴミで2t車の荷台は満杯になりました。ゴミは川に絶対捨てない、流さないようにお願いします。
清掃活動後は、いよいよ稚魚の放流です。
南河原小学校5年生のみなさんには、約2ヶ月間、卵から稚魚になるまでのお世話をしていただきました。学校から各自が大事に抱えて持ってきた稚魚の入った容器を手に、自分で育てた稚魚を自らの手で川の中へ放しました。一生懸命に泳ぐ稚魚たちに「まだ一緒にいたいけど、バイバーイ」「海まで元気に泳いでいってね」等、声をかけていました。
このような活動を通じて自然に親しみ、生命や自然環境を大切にする心が育まれることを願っています。
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開会式市長あいさつ |
魚道を上から見学 |
大堰自然の観察室を見学 |
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袋いっぱいのペットボトルや空き缶 |
荷台に満杯のゴミが集まりました |
放流の時を待つサケ稚魚たち |
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初めてのサケ稚魚放流体験 |
市長もサケ稚魚放流 |
テレ玉によるインタビュー |
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閉会式南河原小児童代表のあいさつ |
市から記念品贈呈 |
みんなで記念撮影 |
農政課では、昨年度に続いてサケ発眼卵のふ化に挑戦しました(平成21年度の取組みもご覧ください)。南河原小学校児童のみなさんと同じく、各自が家に持ち帰って行う小さい空きビンでの飼育と、今回初めて水槽による飼育も行いました。その時の様子をご紹介します。
卵や稚魚は光(紫外線)と温度変化に弱いため、なるべく光をあてないように観察しなければなりません。そのため、画像が暗く感じますがご了承ください。
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平成22年12月21日 水槽に約40個の卵をいただきました。 卵のなかにしっかりとした黒い目が見えます。 |
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平成23年1月18日
透き通っていた体の色が、茶色になってきました。 お腹の栄養分(さいのう)が、小さくなってきた感じがします。 |
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平成23年1月4日 卵からふ化した稚魚たちです。卵から頭と尾がでている様な感じです。体は透き通っています。水槽の隅に寄せ集まり、じっとしています。 |
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平成23年1月24日 お腹の栄養分が無くなり、すっかり魚らしくなりました。エサを食べ始めました。水面上方へ向かって泳いだり、活発に動いています。 |
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平成23年1月13日 お腹の栄養分(さいのう)が重いのか、横になって休んでいる稚魚がいたり、水槽に入れているエアーポンプの流れに乗るように、少し動く(泳ぐ)稚魚もいます。 |
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平成23年2月14日 体長4cm程の立派な稚魚に成長しました。体には、サケらしい模様も見えます。利根川に帰っても、大海原を目指して元気に泳いでほしいです。 |

平成22年12月17日金曜日、南河原小学校にてサケ卵の飼育説明会を行いました。先日行われたサケ遡上・採卵観察会(下段記事内容)で採取したサケの卵を育ててもらいます。利根川近くの市内小学校からスタートして、今年は、南河原小学校5年生47名のみなさんに飼育していただくことになりました。
児童のみなさんは、利根導水総合事業所職員によるサケの生態や卵の飼育方法、利根大堰の役割についての説明を聞いたり、サケが卵からふ化して稚魚へと成長する様子の映像を真剣に見ていました。卵は一人につき3個配付され、家庭に持ち帰って育てていただきます。そして、稚魚の体長が3~4cmとなる2月頃、サケ稚魚放流会を開催して利根川に帰す予定です。
平成22年11月13日土曜日、利根大堰にてサケ遡上・採卵観察会が行われました(水資源機構主催、行田市後援)。4回目となる今年は、「大堰自然の観察室」周辺のメイン会場に加え、水機構利根導水総合事業所敷地内をサブ会場として、約1,000名の来場者でにぎわいました。
暖かく穏やかな天気の中、サブ会場では正午から、水機構による事業所内見学ツアーや行田が誇るB級グルメのフライ・ゼリーフライの出店販売、行田産花の販売や新米の試食販売が行われ、家族連れが舌鼓みを打っていました。
メイン会場では午後1時からイベントが開始され、伊藤利根導水総合事業所長・工藤行田市長による開会あいさつの後、サケの生態や利根大堰についての説明が行われ、魚道の上や大堰自然の観察室内からサケが遡上する様子を観察しました。今年は猛暑の影響で昨年よりも遡上時期が遅く、数も少なかったので姿が見えるかどうか心配されましたが、大きな体で魚道のブロックを乗り越えて泳ぐ迫力あるサケの姿を見ることができました。皆さん「がんばれー」と応援しながらサケの動きを目で追っていました。
午後2時からは、皆さんお目当てのサケの採卵会が行われました。麻酔にかけられたメスのサケのお腹から卵がしぼり出される様子に、子どもも大人も目がくぎ付けになっていました。オレンジ色に光り輝く卵を見て「イクラだー!!」とびっくり。子どもたちにもよく見えるように入替制で3回行われ、普段見ることのできない採卵作業に驚きの声があがっていました。
会場では行田フライ、ゼリーフライのキャラクター「フラべぇ」と「こぜにちゃん」も登場し、記念撮影待ちやヨーヨーつり・スマートボールのゲームに長い列ができていました。
イベントの最後は、サケや利根川、利根導水、行田市に関するクイズ大会が行われ、勝ち残った人には行田産花の寄せ植えがプレゼントされました。
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利根導水総合事業所駐車場で、行田産の花・ 新米・ゼリーフライ・フライを出店しました(左から) |
「ゼリーフライって何だろう?食べてみようよ」 |
子どもたちに大人気の「フラべぇ」と「こぜに ちゃん」は、記念撮影に大忙し |
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| 軽トラ荷台上から「こんにちは!」工藤市長あいさつ |
真剣に下を見ているその先には…→ |
サケが遡上中の1号魚道 |
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| 大堰自然の観察室内は超満員 |
観察室の窓に現れたサケを見て、「うわぁ、サケだ!大きいね~」 |
採卵会では、麻酔をかけたメスのサケのおなかから卵をしぼり出します |
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イベント最後は皆さんお楽しみのクイズ大会、勝ち残った人にはすてきなプレゼントが…→ |
行田ではお花がたくさん作られています 生産農家さん作の豪華寄せ植えを贈呈 |
「おめでとうございます」大事に育ててくださいね! |
採卵会で採取されたサケの卵は近隣小学校にお配りし、環境教育の一環として児童の皆さんに育てていただきます。生き物や自然環境に親しみ大切にする心をはぐくむことをねらいとして、約1ヶ月半の間、卵から稚魚になるまでのお世話を体験していただきます。そして2月上旬頃、きれいな川に戻って来られるようにと願いを込めて河川敷の清掃活動を行い、自分たちの手で稚魚を放流していただきます。
今年もサケ遡上の季節がやってきました。
大海原を回遊し、生まれ故郷である利根川に戻ってくるサケたちの勇姿を見てみませんか?
当日は、サケから卵をとる貴重な様子が見ることができます。
命の尊さを感じることのできる瞬間です。
平成22年11月13日土曜日13時00分より
利根大堰(埼玉県行田市側・大堰自然の観察室付近)


利根川は、サケが遡上する南限の河川と言われております。
河口から遡上してきたサケは上流の産卵場所を目指します。そして、産卵場所にたどり着くと、メスは尾びれで川底の砂利を掘って産卵床を作り、2,500~3,000個もの卵を産みます。産卵後、メスは卵を自分の体でおおって守りますが、体力の消耗が激しく1週間前後でその生涯を終えるそうです。
ふ化したサケの稚魚は、卵に含まれる卵黄を吸収して水中に浮上し、活発に餌をとりながら海へ下ります。海へ下ったサケたちは、日本からはるか遠くのベーリング海からアラスカ湾までの広い海を大回遊しながら、どんどん成長していきます。大人のサケになるまで約1万キロメートルもの距離を回遊すると言われています。
そして、成熟期に近づくと、なんと不思議なことに自分の生まれた川を目指して泳ぎはじめます。どのようにしてサケは、広大な大海原のなかでふるさとの川を探し当てるのでしょうか。実は、詳しいことはまだわかっていません。そんなところがサケの神秘的なところなのかもしれませんね。
利根川に帰ってくるサケは、生まれてから3年~4年を経たものが多いです。ここ利根大堰は利根川の河口から154キロメートル。サケたちは、子孫へ命のバトンを渡すため、さらに上流を懸命に目指します。

~利根導水総合事業所のホームページより抜粋~
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