公開日:2011年12月5日
感染性胃腸炎の流行について
現在、感染性胃腸炎が流行しています。
また、例年12月中旬ごろをピークにして「ノロウイルス」を原因とした感染性胃腸炎も流行する為、特に注意が必要です。
ノロウイルスはどのように感染するのか
ノロウイルスの感染経路の多くは、経口感染によるものです。
- 患者のノロウイルスが大量に含まれるふん便やおう吐物から人の手を介した二次感染
- 家庭や共同生活施設など、ヒト同士の接触の機会が多いところでの飛沫感染
- 食品取扱者(飲食店・製造業・家庭内での調理に携わるもの)が既に感染しており、その者を介してウイルスに汚染された食品を食べる
- 汚染されていた食品を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べる
- ノロウイルスに汚染された井戸水、簡易水道水などを十分消毒しないで摂取した
などがあります。
ノロウイルスの主な症状
吐き気、おう吐、下痢、腹痛、軽度の発熱など
ノロウイルスに感染したときの治療法
ノロウイルスに有効な抗ウイルス薬はありません。
そのため、対処療法が行われ、水分と栄養を十分に摂取することが重要となります。
特に体力の弱い乳幼児、高齢者は、脱水症状を起こしたり、体力を消耗したりしないようにすることが肝心です。
「止しゃ剤(下痢止め薬)」は病気の回復を遅らせる場合があります。服用する場合は医師と相談してください。
症状があった場合には、速やかに医師と相談するようにしましょう。
ノロウイルスを原因とした食中毒を予防するためには
加熱が必要な食品は中心までしっかり過熱することが重要です。
また、食品取扱者や調理器具からの二次感染を防ぐことも重要です。
- エタノールや逆性石けん等では、ウイルスを失活化させることはできませんが、手洗いで皮脂を洗い流すことで、ウイルスを手指から落としやすくできます。
- 調理器具等は、次亜塩素酸ナトリウムや、加熱を用いることでウイルスを失活化させることができます。
- 食品取扱者は、自身の健康状態に注意し、下痢やおう吐の症状がある人は、なるべく食品に携わらないようにすることが肝心です。
- 家族に感染者がいる場合は、特に注意が必要となります。
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