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更新日:2020年11月17日
濃厚接触者とは、患者が新型コロナウイルス感染症を疑う症状がでた2日前から、患者と同居又は長時間の接触があった、1メートル程度の近距離でマスクをせずに15分以上の接触があった人などを指し、患者の症状などから総合的に判断して県の保健所から指導があります。
濃厚接触者=感染者ではありません。濃厚接触者は、感染しているかどうかを確認する検査を行います。検査の結果、陰性であっても健康観察が必要になります。健康観察期間は患者と最後に接触した日の翌日から14日間となり、その間はご自宅で健康観察を行います。
同じ家で過ごしていても構いませんが、他の家族の皆さんは同じ部屋で過ごす時間をできる限り短くしてください。同じ部屋にいる場合には、できるだけ離れて過ごすようにしてください。濃厚接触者は、極力部屋から出ないようにしてください。
別々に過ごす部屋がない時には、カーテンやシーツを間仕切りの代わりにするなど工夫してください。
トイレやお風呂などの共有部分を使った後は、家族全員がきちんとせっけんを使って手洗いをしてください。また、手拭き用のタオルは共有せず、各自のものを使ってください。
高齢者や持病のある方、妊婦や子どもも同じ家で過ごして構いませんが、可能であれば、同じ部屋で長時間一緒に過ごすことは避けてください。
洗濯物は家族分まとめて、洗濯用洗剤で洗って構いません。ただし、下痢や嘔吐の症状があり、衣類やシーツなどが汚染された場合には別に洗って完全に乾燥させてください。
マスクの着用は感染予防に大変有効であることから、ご家族や同居されている方は可能な限りマスクを着用し、マスクを外した後は手洗いを徹底してください。
窓を開けられる時には、共有スペースも1日に何度か換気をしてください。
頻繁に手が触れる所(ドアノブや蛇口など)は、消毒液や家庭用の洗剤で1日2回以上拭いてください。トイレは1日1回掃除をしてください。濃厚接触者が鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときには、密閉してください。
タオルは、トイレ・洗面所・キッチンなどで共有しないよう注意しましょう。
食事は一緒にせず、別室もしくは時間をずらして食べてください。
使った食器やお箸に特別な消毒は不要です。通常の食器用洗剤で洗ってください。
濃厚接触者は、健康観察期間中の14日間は外出を避けてください。家族の外出制限はありませんが、熱を測るなどの健康観察をし、不要不急の外出は避けましょう。
特に咳や発熱などの症状があるときには、職場などに行かないでください。
外出が必要な場合は、マスクをしましょう。
濃厚接触者は、健康観察中、ご自宅で過ごすことになりますが、ご家族や同居の方は、仕事や外出に特に制限はありません。仕事や外出時には必ずマスクの着用をお願いいたします。
ただし、勤務先によっては、それぞれのルールが決められている場合もありますので、勤務先に確認をお願いします。
(参考:厚生労働省、長崎県ホームページ、牛久市、松戸市)
お問い合わせ
健康福祉部保健センター
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ファクス:048-555-2551